上高地から涸沢を経て奥穂高岳に登る(第5回:奥穂高岳には登ったものの、ぎりぎり上高地に下山) [山]
連載第5回は「奥穂高岳には登ったものの、ぎりぎり上高地に下山」。
穂高岳山荘で6時に朝食を済ませたら、準備をして7時少し前に出発。
誰一人、奥穂高岳に登っている様子がなく、奥穂高岳に登るべきか、あきらめて涸沢から上高地に戻るべきか、穂高岳山荘の前で少し悩んでいると、奥穂高岳に登る人の姿を発見し、奥穂高岳に登ることに決定。
登っていると途中から槍ヶ岳が見えるようになり、高いところまで登ったのだと感じます。
奥穂高岳の山頂には1時間ほど登った8時ごろ到着。槍ヶ岳の反対側を見下ろすと上高地が見えます。
先に登った方と山頂で出会い、暫くするとあと二人登ってこられ、結局、私を入れた4名が登ったようです。
このあとは、上高地を目指して下山するだけだと思ったら…
奥穂高岳から紀美子平まで地図上では吊尾根を1時間20分歩けば到着するはずでしたが、太ももまで雪の中にはまったり、あたりが真っ白になり、ルートを見失いそうになったりし、超スローペース。紀美子平に到着したのは13時過ぎとなり、予想外の5時間もかかってしまいました。
さすがにこの時間になると、今日のうちに上高地への下山ができるか、このまま山の中で夜を迎えるのか気になりはじめます。
紀美子平からは重太郎新道で岳沢ヒュッテあと(現在建物はありません)まで3時間かかった16時少し前に到着(地図上は2時間のコース)。
このあたりから雪が完全になくなり、アイゼンを外して、ペースアップしようとしたら、気持ちが焦っていることもあり、つまらないところでルートを誤りタイムロス。なんとか正しいルートに戻ると、今度はだんだんあたりが暗くなってきます。
日が暮れ暗闇の山の中、懐中電灯の明かりを頼りに上高地バスターミナルに到着したのは18時少し前。穂高岳山荘を7時少し前に出発したので、約11時間歩いていたことになります。
ぎりぎり最終の松本行きのバスには乗れそうでしたが、新宿に戻る電車(松本駅20時発スーパーあずさ36号)に乗車するには、松本駅で切符を購入する時間が厳しく、タクシーの運転手さんと料金交渉をしてから、せっかく買った往復のバス乗車券を払い戻し、タクシーで松本へ向かいます。
タクシーに乗ったら、すでに予約済みの「松本駅18時35分発スーパーあずさ32号」の指定券を携帯から「松本駅20時発スーパーあずさ36号」に変更(切符受け取り前なら、えきねっとで変更可能なんです)。
このあとは運転手さんとお話しながら、1時間ほどで松本駅に到着。無事、松本駅20時発のスーパーあずさ36号に乗車し、今日のうちに家に帰ります。
ちなみに、山の中を11時間歩いてのはこれまでの最長記録で、山の中で日が暮れたのもはじめての経験でしたが、なんとか無事下山でき一安心。
でも、今後は気を付けないといけないな~ぁ... って思う次第です。
反省。。。
穂高岳山荘の前から見た景色(下には涸沢が見えます)
奥穂高岳の山頂目指して登ります
(先に登っている人の姿が見えます)
槍ヶ岳が見えます
あともう少しで奥穂高岳の山頂です
奥穂高岳 山頂(標高3190m)
奥穂高岳展望図
奥穂高岳の山頂から見た槍ヶ岳
槍ヶ岳をズームアップ
下には上高地が見えます
(ここからは上高地を目指して下山になります)
奥穂高岳の山頂をあとにします
先を歩く人の姿が見えます
南稜の頭
(遠くに乗鞍岳が見えます)
吊尾根を歩きます
紀美子平・前穂分岐
(ここに到着したのは13時過ぎ、
奥穂高岳の山頂から5時間かかってしまいました)
白くかすむはしご
カモシカの立場
あと少しで岳沢ヒュッテあと
岳沢ヒュッテあと(現在建物はなく、標識が立っています)
穂高・岳沢登山路の標識
(ここでやっと山道から脱出! 真っ暗です。。。)
松本駅
スーパーあずさ36号に乗車します
穂高岳山荘で6時に朝食を済ませたら、準備をして7時少し前に出発。
誰一人、奥穂高岳に登っている様子がなく、奥穂高岳に登るべきか、あきらめて涸沢から上高地に戻るべきか、穂高岳山荘の前で少し悩んでいると、奥穂高岳に登る人の姿を発見し、奥穂高岳に登ることに決定。
登っていると途中から槍ヶ岳が見えるようになり、高いところまで登ったのだと感じます。
奥穂高岳の山頂には1時間ほど登った8時ごろ到着。槍ヶ岳の反対側を見下ろすと上高地が見えます。
先に登った方と山頂で出会い、暫くするとあと二人登ってこられ、結局、私を入れた4名が登ったようです。
このあとは、上高地を目指して下山するだけだと思ったら…
奥穂高岳から紀美子平まで地図上では吊尾根を1時間20分歩けば到着するはずでしたが、太ももまで雪の中にはまったり、あたりが真っ白になり、ルートを見失いそうになったりし、超スローペース。紀美子平に到着したのは13時過ぎとなり、予想外の5時間もかかってしまいました。
さすがにこの時間になると、今日のうちに上高地への下山ができるか、このまま山の中で夜を迎えるのか気になりはじめます。
紀美子平からは重太郎新道で岳沢ヒュッテあと(現在建物はありません)まで3時間かかった16時少し前に到着(地図上は2時間のコース)。
このあたりから雪が完全になくなり、アイゼンを外して、ペースアップしようとしたら、気持ちが焦っていることもあり、つまらないところでルートを誤りタイムロス。なんとか正しいルートに戻ると、今度はだんだんあたりが暗くなってきます。
日が暮れ暗闇の山の中、懐中電灯の明かりを頼りに上高地バスターミナルに到着したのは18時少し前。穂高岳山荘を7時少し前に出発したので、約11時間歩いていたことになります。
ぎりぎり最終の松本行きのバスには乗れそうでしたが、新宿に戻る電車(松本駅20時発スーパーあずさ36号)に乗車するには、松本駅で切符を購入する時間が厳しく、タクシーの運転手さんと料金交渉をしてから、せっかく買った往復のバス乗車券を払い戻し、タクシーで松本へ向かいます。
タクシーに乗ったら、すでに予約済みの「松本駅18時35分発スーパーあずさ32号」の指定券を携帯から「松本駅20時発スーパーあずさ36号」に変更(切符受け取り前なら、えきねっとで変更可能なんです)。
このあとは運転手さんとお話しながら、1時間ほどで松本駅に到着。無事、松本駅20時発のスーパーあずさ36号に乗車し、今日のうちに家に帰ります。
ちなみに、山の中を11時間歩いてのはこれまでの最長記録で、山の中で日が暮れたのもはじめての経験でしたが、なんとか無事下山でき一安心。
でも、今後は気を付けないといけないな~ぁ... って思う次第です。
反省。。。
穂高岳山荘の前から見た景色(下には涸沢が見えます)
奥穂高岳の山頂目指して登ります
(先に登っている人の姿が見えます)
槍ヶ岳が見えます
あともう少しで奥穂高岳の山頂です
奥穂高岳 山頂(標高3190m)
奥穂高岳展望図
奥穂高岳の山頂から見た槍ヶ岳
槍ヶ岳をズームアップ
下には上高地が見えます
(ここからは上高地を目指して下山になります)
奥穂高岳の山頂をあとにします
先を歩く人の姿が見えます
南稜の頭
(遠くに乗鞍岳が見えます)
吊尾根を歩きます
紀美子平・前穂分岐
(ここに到着したのは13時過ぎ、
奥穂高岳の山頂から5時間かかってしまいました)
白くかすむはしご
カモシカの立場
あと少しで岳沢ヒュッテあと
岳沢ヒュッテあと(現在建物はなく、標識が立っています)
穂高・岳沢登山路の標識
(ここでやっと山道から脱出! 真っ暗です。。。)
松本駅
スーパーあずさ36号に乗車します
無事に下山されるのか心配で、読みながらヒヤヒヤしました。
気をつけてくださいね。
とりあえず怪我もなく帰っていらして、よかったです。
by Jack (2008-12-22 19:21)
Jackさま
えぇ、なんとか無事下山です。ご心配いただき、ありがとうございます。
夏に歩いたことがあっても、冬は全く違います。行ってみないと、どんな状態になっているかわからないから、難しいですね。
by leader (2008-12-23 15:16)