北アルプス縦走:立山室堂から高天原を経由して上高地へ向かう(第5回:ヒヤヒヤしながら大東新道を歩いて、高天原に向かいます) [山]
連載第5回は「ヒヤヒヤしながら大東新道を歩いて、高天原に向かいます」。
夜20時ごろ、急に外から雨音が聞こえ、「晴天は1日だけで終わってしまうのだろうか?」「大東新道は雨で増水すると通行不能かな?」とか思いながら、眠りにつきます。
朝起きて外に出ると、パラパラと星が見えます。
太郎平小屋に掲示されている天気予報には「2010年8月3日(火) 立山の天気 くもりか霧のち、雨か雷雨 降水確率10/50」とあり、微妙な感じが… 降水確率からすると、午前中なら雨に降られないな、って感じ。
朝5時に朝食を済ませ、5時半に太郎平小屋を出発。
小屋の近くで、薬師沢と黒部五郎岳の分岐があり、左側の「薬師沢」方面に入り、本日の目的地である高天原山荘に向かいます。
薬師沢小屋に至るまでは、アップダウンがほとんどない木道を快適に歩き、7時半すこし前に薬師沢小屋に到着。
目の前にある、とっても揺れそうな「つり橋」を眺めながら、暫し休憩し、これから歩くコースをチェック。
地図を見ると、薬師沢小屋から高天原山荘までは大東新道を歩く5時間のコースで、黒部川沿いを歩いたあとは「A沢,B沢,C沢,D沢,E沢」を渡ることになっています。
とっても揺れそうな「つり橋」を渡ると、これから険しい道になる雰囲気が… すぐに高天原と雲ノ平(直登)との分岐があり、左側の「高天原」方面に入ります。
ここからは激流を耳にしながら、黒部川沿いにゴロゴロとした石の上を歩きます。
赤でペイントされた○印を見失わないように探しながら、1時間ほど歩いた8:45ごろ、赤で「A沢出合」と書かれた石を発見。赤で書かれた矢印の上から、白のペイントで×印がされています。
このあたりのコースは毎年変わるんだろうな~ぁ... って思いながら、ルートを見失わないように歩きます。
まずは薄茶色の切り立った岩をクサリ,ハシゴを頼りにしながら、滑って川に落ちないようにヒヤヒヤ・ドキドキしながら注意して前に進みます。
つぎのB沢で沢に沿って直登し、黒部川から離れ山の中に入ります。狭い山道をどこまで登るのかな~ぁ... って思いながら、山の中でC沢,D沢,E沢と渡ります。
E沢を渡ってからも、どこを歩いているのかよくわからない感じが続き、11時半すこし前に高天原峠に到着。
ヒヤヒヤ・ドキドキしながら歩いた大東新道を思い出しながら、ここで昼食をとります。
高天原峠からはあと1時間。高天原の湿地帯を木道の上を歩き、12時半ごろ高天原山荘に到着です。
心配した天気は、一時雲に覆われたものの、そのあとは日が差し、雨に降られずに高天原山荘までたどり着くことができました。
天気予報
(「8月3日(火) 立山の天気 くもりか霧のち、雨か雷雨 降水確率10/50」と書いてあります)
太郎平小屋の朝食
左「薬師沢」,右「黒部五郎岳」の分岐
(左「薬師沢」方面に向かいます)
木道を歩きます
湧き水
引き続き木道を歩きます
お花
薬師沢小屋
とっても揺れそうな「つり橋」を渡ります
(薬師沢小屋の目の前にあります)
左「高天原」,右「雲の平(直登)」の分岐
(左「高天原」に向かいます)
黒部川沿いを歩きます
A沢
「A沢出合」と書いてあります
(赤で書かれた矢印の上から、白のペイントで×印がされています。毎年ルートが変わるんでしょうね。)
薄茶色の切り立った岩をクサリ,ハシゴを頼りにしながら注意して歩きます(滑り落ちたら、黒部川に「ドボン!」ってことになりますね)
黒部川の激流
B沢
B沢を直登すると「高天原,薬師沢」の標識がでてきます
(ここから山の中を歩き「高天原」に向かいます)
C沢
D沢
カエルがいました
E沢
(ここは水量がほとんどありません)
高天原峠
(ここから「雲の平」にも行けます。今回は「高天原」に向かいます。)
高天原山荘を目指して歩きます
高天原の湿地帯
高天原山荘の手前にある湿地帯
高天原山荘に到着です
夜20時ごろ、急に外から雨音が聞こえ、「晴天は1日だけで終わってしまうのだろうか?」「大東新道は雨で増水すると通行不能かな?」とか思いながら、眠りにつきます。
朝起きて外に出ると、パラパラと星が見えます。
太郎平小屋に掲示されている天気予報には「2010年8月3日(火) 立山の天気 くもりか霧のち、雨か雷雨 降水確率10/50」とあり、微妙な感じが… 降水確率からすると、午前中なら雨に降られないな、って感じ。
朝5時に朝食を済ませ、5時半に太郎平小屋を出発。
小屋の近くで、薬師沢と黒部五郎岳の分岐があり、左側の「薬師沢」方面に入り、本日の目的地である高天原山荘に向かいます。
薬師沢小屋に至るまでは、アップダウンがほとんどない木道を快適に歩き、7時半すこし前に薬師沢小屋に到着。
目の前にある、とっても揺れそうな「つり橋」を眺めながら、暫し休憩し、これから歩くコースをチェック。
地図を見ると、薬師沢小屋から高天原山荘までは大東新道を歩く5時間のコースで、黒部川沿いを歩いたあとは「A沢,B沢,C沢,D沢,E沢」を渡ることになっています。
とっても揺れそうな「つり橋」を渡ると、これから険しい道になる雰囲気が… すぐに高天原と雲ノ平(直登)との分岐があり、左側の「高天原」方面に入ります。
ここからは激流を耳にしながら、黒部川沿いにゴロゴロとした石の上を歩きます。
赤でペイントされた○印を見失わないように探しながら、1時間ほど歩いた8:45ごろ、赤で「A沢出合」と書かれた石を発見。赤で書かれた矢印の上から、白のペイントで×印がされています。
このあたりのコースは毎年変わるんだろうな~ぁ... って思いながら、ルートを見失わないように歩きます。
まずは薄茶色の切り立った岩をクサリ,ハシゴを頼りにしながら、滑って川に落ちないようにヒヤヒヤ・ドキドキしながら注意して前に進みます。
つぎのB沢で沢に沿って直登し、黒部川から離れ山の中に入ります。狭い山道をどこまで登るのかな~ぁ... って思いながら、山の中でC沢,D沢,E沢と渡ります。
E沢を渡ってからも、どこを歩いているのかよくわからない感じが続き、11時半すこし前に高天原峠に到着。
ヒヤヒヤ・ドキドキしながら歩いた大東新道を思い出しながら、ここで昼食をとります。
高天原峠からはあと1時間。高天原の湿地帯を木道の上を歩き、12時半ごろ高天原山荘に到着です。
心配した天気は、一時雲に覆われたものの、そのあとは日が差し、雨に降られずに高天原山荘までたどり着くことができました。
天気予報
(「8月3日(火) 立山の天気 くもりか霧のち、雨か雷雨 降水確率10/50」と書いてあります)
太郎平小屋の朝食
左「薬師沢」,右「黒部五郎岳」の分岐
(左「薬師沢」方面に向かいます)
木道を歩きます
湧き水
引き続き木道を歩きます
お花
薬師沢小屋
とっても揺れそうな「つり橋」を渡ります
(薬師沢小屋の目の前にあります)
左「高天原」,右「雲の平(直登)」の分岐
(左「高天原」に向かいます)
黒部川沿いを歩きます
A沢
「A沢出合」と書いてあります
(赤で書かれた矢印の上から、白のペイントで×印がされています。毎年ルートが変わるんでしょうね。)
薄茶色の切り立った岩をクサリ,ハシゴを頼りにしながら注意して歩きます(滑り落ちたら、黒部川に「ドボン!」ってことになりますね)
黒部川の激流
B沢
B沢を直登すると「高天原,薬師沢」の標識がでてきます
(ここから山の中を歩き「高天原」に向かいます)
C沢
D沢
カエルがいました
E沢
(ここは水量がほとんどありません)
高天原峠
(ここから「雲の平」にも行けます。今回は「高天原」に向かいます。)
高天原山荘を目指して歩きます
高天原の湿地帯
高天原山荘の手前にある湿地帯
高天原山荘に到着です
少しずつ、連載を読ませていただいております。
「高天原」というのは、名前の通りの場所ですね。
黒部川の源流も、興味深く拝見しました。
続きが楽しみです。
by Jack (2010-08-25 17:56)
ご覧いただき、ありがとうございます。
撮影した写真と地図を眺めながら、歩いてきたルートを振り返りつつ、ブログを書いています。
あと何回か連載が続きますので、お時間のあるときに、ご覧いただけると幸いです。
by leader (2010-08-25 23:24)