北アルプス縦走：立山室堂から高天原を経由して上高地へ向かう（第８回：雲ノ平から黒部源流を経て三俣山荘）

連載第８回は「雲ノ平から黒部源流を経て三俣山荘」。

景色を眺めながら雲ノ平の木道を歩き、水晶岳が正面に見えるキャンプ場との分岐で左側の「水晶　三俣　方面」のルートに入ります。
5年前（2005年）に歩いたときは、キャンプ場から抜けて行きましたが、左側からぐるっと巻くようなルートに変更になっていました。（新しい地図を購入して持ってきて正解！）

途中で右を見ると雲ノ平が一望でき、後ろには薬師岳が見えます。

祖父岳との分岐で祖父岳を左に見送り、日本庭園に向かいます。
日本庭園ではライチョウの親子を発見！　親はあまり動かずゆっくりと歩いていますが、子供は素早い動きで飛び跳ねています。
天気が良く、正面には槍ヶ岳、右には三俣蓮華岳を目にしながら、日本庭園を歩き、黒部源流に向かいます。

正面遠くに槍ヶ岳、手前に三俣山荘を目にしながら、黒部源流に向かう急坂を下ります。
黒部源流を渡るところで、偶然、高天原山荘でお会いした方とここで遭遇。お話をお伺いすると、雲ノ平のキャンプ場をベースにして、昨日は高天原温泉、今日は鷲羽岳を登ってきたとのことでした。
黒部源流には10時半ごろ到着し、黒部源流の流れる音を聞き、自然の中にいることを実感しながら暫し休憩。
上流を見ると雪渓が覆っており、最初の一滴を見るには、この雪渓の上のほうまで行く必要があるようです。

黒部源流から三俣山荘までは30～40分の登り。黒部源流を見るには下って登って、ってコースになります。
11時半ごろ三俣山荘に到着すると、昨日、高天原山荘の表で一緒にビールを飲んだ方と、これまた偶然お会いし、鷲羽岳を登ってこられたとのことでした。
三俣山荘の前で、雲のかかり始めた槍ヶ岳を眺めながら、軽めの昼食をとります。


左「水晶　三俣　方面」，右「キャンプ場　水場」


右「キャンプ場　水場」は、キャンプ場の向こうに祖父岳が見えます


左「水晶　三俣　方面」は正面に水晶岳が見えます


水晶岳の左は裏銀座あたりですね


水晶岳を左にして歩きます


雪渓の上を歩きます


右を見ると雲ノ平が一望
（後ろには薬師岳、左中ほどに雲ノ平山荘、手前にキャンプ場が見えます）


お花畑に囲まれて木道を歩きます


祖父岳分岐
（左「祖父」、右「三俣」と書いてあります）


左「祖父」は、目の前に祖父岳が見えます


右「三俣」は、遠くに笠ヶ岳が見えます


日本庭園でライチョウの親子を発見！



ライチョウの動画
（親のあと、ほんのすこし１匹目の子供が映っていて、そのあと素早い動きで飛び跳ねている２匹目の子供がでてきます）

再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら

日本庭園からの眺め
（三俣蓮華岳を挟んで左に槍ヶ岳、右に笠ヶ岳）


三俣蓮華岳と笠ヶ岳


雪渓の向こうに見える槍ヶ岳と三俣蓮華岳


槍ヶ岳をズームアップ
（手前の赤い建物は三俣山荘）


広角で撮影すると、、、
この下にある黒部源流を見た後は、登って三俣山荘に行くのだと、よくわかります


黒部源流
（細いロープの掛っているところで、黒部源流を渡ります）



黒部源流の動画

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黒部源流を上流に登ると「岩苔乗越」に行くんですね
（ここは左「三俣山荘」に向かいます）


黒部源流から離れたところに「黒部川水源地標」があります
（正面「黒部川水源地標」、左側面「建設省黒部工事事務所」、右側面「水源地の自然を守ろう」、裏面「昭和六十二年七月」と彫ってあります）



黒部源流から登ると、三俣蓮華岳キャンプ場に出て、すぐ近くに三俣山荘があります


鷲羽岳を後ろにした三俣山荘




三俣山荘の前から見た槍ヶ岳



三俣山荘の前から見た鷲羽岳